中国株(終了):上海総合指数、3週ぶり大幅安-輸出鈍化など嫌気

中国株式相場は下落。上海総合指 数が3週間ぶりの大幅安となった。10月の中国輸出の伸び鈍化に加え、 イタリア国債の利回り急上昇で欧州債務危機が深刻化しつつあるとの 懸念が強まった。

中国最大のセメントメーカー安徽海螺水泥(600585 CH)が素材関 連銘柄の下げを主導。10月の中国輸出は前年同月比15.9%増と、前月 の同17.1%増から伸びが鈍化した。中国工商銀行(601398 CH)は2.8% 安。米ゴールドマン・サックス・グループが工商銀株の売却で11億ド ル(約850億円)調達したと事情に詳しい複数の関係者が明らかにし た。

保利房地産集団(600048 CH)を中心に不動産株も値下がり。不動 産開発会社の負債比率が11年ぶりの高水準に達したと21世紀経済報 道が報じ、これが嫌気された。

中国最大の自動車メーカー、上海汽車集団(SAICモーター、 600104 CH)や通信会社の中国聯合網絡通信(600050 CH)も売られた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前日比45.38ポイント(1.8%)安の2479.54で終了。 上海、深圳両証取のA株に連動するCSI300指数は同1.9%安の

2699.59で引けた。

華西証券の魏瑋アナリスト(上海在勤)は「欧州向け輸出を中心 に、欧州危機が短期的に中国に影響しかねないと投資家は懸念してい る」と述べた上で、「インフレ率は低下したが、引き締め策の緩和まで にしばらく時間がかかると予想されている」と語った。

--Weiyi Lim. Editors: Richard Frost, Allen Wan

参考画面: 翻訳記事に関する翻訳者への問い合わせ先: 東京 関根裕之 Hiroyuki Sekine +81-3-3201-7850 hsekine@bloomberg.net Editor: Fumihiko Kasahara 記事に関する記者への問い合わせ先: Weiyi Lim in Singapore at +65-6212-1886 or wlim26@bloomberg.net 記事に関するエディターへの問い合わせ先: Darren Boey at +852-2977-6646 or dboey@bloomberg.net

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