イタリア:緊縮策11、12日採決も-新政権樹立急ぐ、モンティ氏首班か

イタリアは新政権樹立へ道を開く 財政緊縮法案の議会可決を急いでいる。信頼回復を目指した暫定政権 の首班にはマリオ・モンティ元欧州委員が指名される公算がある。

上院は政府が9日に提出した法案を11日に採決する予定。下院は その翌日に、資産売却や定年引き上げを盛り込んだ同法案を採決する 可能性がある。ベルルスコーニ首相は法案の議会通過後「直ちに」辞 任すると、同首相の与党・自由国民のアルファノ幹事長が国営イタリ ア放送協会(RAI)の番組で9日夜述べた。

イタリアのナポリターノ大統領は9日、モンティ氏を終身上院議 員とした。この名誉職で上院での投票が可能になる。アルファノ幹事 長によると、ベルルスコーニ首相はこの指名を支持。イタリア紙ソレ 24オレは早ければ13日にモンティ氏が首班に指名される可能性があ ると報じた。

イタリア国債利回りは7%超に高止まりしている。ベルルスコー ニ首相は議会で過半数の支持を失い、決済機関のLCHクリアネット はイタリア国債取引に追加担保要求を決めた。ドイツのショイブレ財 務相は9日、イタリアが欧州連合(EU)への支援要請を検討する必 要があるかもしれないと独議員らに語った。関係者2人が明らかにし た。

HISグローバル・インサイトのシニアエコノミスト、ラジ・バ ディアニ氏は「10年債利回り7%超と景気減速の組み合わせが長引く ことは危険だ」と投資家向けリポートで書いている。

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