仏クレディ・アグリコルの7-9月:65%減益、ギリシャが重し

フランス3位の銀行、クレデ ィ・アグリコルの7-9月(第3四半期)決算は、前年同期比で 65%の減益となった。ギリシャ国債での評価損が響いた。

10日の同行発表によると、純利益は2億5800万ユーロ(271 億円)と、前年同期の7億4200万ユーロから減少。ブルームバー グ・ニュースがまとめたアナリスト8人の予想平均の5億5200万ユ ーロも下回った。ギリシャ国債に絡み税引き前で9億500万ユーロ の評価損を計上した。

ギリシャ部門の赤字に加え、クレディ・アグリコルにとってフラ ンスに次ぐ第2の市場であるイタリアの景気低迷が業績の足かせとな っている。

同行は通期純利益を2014年に60億-70億ユーロとする目標を 掲げている。目標の達成にはイタリアとギリシャのリテール(小口金 融)事業が鍵になるが、イタリアでは国債利回り急上昇の中、緊縮財 政が成長を脅かしている。

ギリシャ部門であるエンポリキ銀行の赤字は第3四半期に3億 9700万ユーロに倍増した。クレディ・アグリコルは7月28日に、 12年末までにエンポリキ銀業績を収支とんとんとする目標の達成は 一段と困難になったと認めている。

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