フラガールの常磐興、3年で業績回復目指す-100億円調達を発表

常磐興産は10日、東日本大震災の 復興復旧資金として第三者割り当てによる優先株発行と借入金により 総額100億円を調達すると発表した。映画フラガールの舞台となった娯 楽施設「スパリゾートハワイアンズ」の復旧工事費用のほか、新ホテル 建設資金などに充て、3年後に震災前の収益水準へ回復を目指す。

優先株は30億円で、割り当て先は福島県地盤の東邦銀行と政策投 資銀行が出資する「ふくしま応援ファンド」のほか、政投銀行や民間大 手3行、三菱商事などが出資する「ジャパン・インダストリアル・ソリ ューションズ」、みずほコーポレート銀行とみずほ銀行が出資する「み ずほ東北産業育成ファンド」の3ファンド。

協調融資は70億円で、期間5年間、金利6カ月TIBOR(東京 銀行間貸出金利)に150ベーシスポイント(1bp=0.01%)上乗せし た水準。政投銀、みずほコーポ銀、みずほ信託銀行、三菱東京UFJ銀 行、常陽銀行、東邦銀、秋田銀行、七十七銀行が同融資に参加する。

同日発表した4-9月期の連結純利益は、大震災の影響を受け69 億円の赤字(前年同期は8億円の黒字)だった。同時に発表した新中期 経営計画では、新ホテル「モノリス・タワー」を成長エンジンとし2015 年度に売上高491億円(今期見込みは276億円)、純利益は19億円の黒 字(同94億円の赤字)への回復を目指すとしている。

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