中国の金利スワップレート、11カ月ぶり低水準-引き締め策縮小観測で

中国の1年物金利スワップレー トは10日、11カ月ぶりの低水準となった。10月の輸出の伸びが鈍 化し、当局が景気浮揚に向け引き締め策を縮小させるとの見方が広 がった。

金利スワップレートは先月、指標となる預金金利の3.5%を下 回り、10日には昨年12月以来となる3%割れとなった。税関総署 の同日の発表によると、10月の輸出は前年同月比15.9%増にとどま り、前月の17.1%増から減速。中国人民銀行(中央銀行)はこの日 の3カ月物手形入札で、発行金利を変わらずの3.1618%に維持した。 今週は1年物手形の発行金利を引き下げている。

クレディ・アグリコルCIBの張淑嫻シニアストラテジスト(香 港在勤)は、「中国当局による何らかの緩和の見方が強まっている。 輸出が弱いことで、短期のスワップレートはさらに低下する可能性 がある」と指摘した。

上海時間午前10時19分(日本時間同11時19分)現在、1年 物スワップレートは12ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%) 低下して2.93%と、昨年12月7日以来の低水準。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE