米ブルームバーグ消費者信頼感指数、過去最低付近にとどまる

米国の先週の消費者信頼感指数は、 小幅な改善をみせたものの、過去最低に迫る水準に依然としてとどま っている。米国民が引き続き景気や家計に悲観的なことを示している。

10日発表された6日終了週のブルームバーグ消費者信頼感指数 はマイナス51.6と、1985年の統計開始以降で2番目の低水準だった 前週のマイナス53.2から上昇した。ただ、上昇幅は誤差の範囲内にと どまり、引き続き過去最低のマイナス54に近い水準にある。

賃金の伸び悩みや住宅価値の低下、不安定な株式相場を背景に、 米国民の家計に対する見方を示す指数は09年10月以来の低水準とな った。支持政党別にみると、米大統領選を1年後に控え、共和党支持 者の信頼感が過去最低に落ち込んだ。

ブルームバーグ・エル・ピー(ニューヨーク)のシニアエコノミ スト、ジョゼフ・ブラスエラス氏は、「消費者心理がやや改善した一方 で、家計の状態は悪化していることが示された」と指摘。労働市場と 住宅市場の厳しさを考えると、家計の純資産の減少が続いているとみ られると述べた。

週間の消費者信頼感指数を構成する3つの項目別指数のうち2つ が改善。景況感の指数はマイナス88.9と、前週のマイナス90.2から 上昇。消費環境の指数はマイナス48.6で、前週のマイナス53.3から 持ち直した。家計の指数は前週のマイナス16.2から09年10月以来の 低水準となるマイナス17.4に悪化した。

ブルームバーグ消費者信頼感指数は、無作為に抽出した18歳以上 の消費者1000人のうち、毎週250人を対象に実施する電話聞き取り調 査を基に算出される。指数の範囲はマイナス100からプラス100。誤 差率はプラス・マイナス3ポイント。

-- Editors: Vince Golle

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