英中銀:量的緩和拡大を検討か、政策金利は据え置きへ-10日MPC

イングランド銀行(英中央銀行) のキング総裁らは10日の金融政策委員会(MPC)で、リセッション (景気後退)のリスクによって資産買い取りプログラムの規模をさら に拡大することが正当化されるかどうかを検討する。同中銀は先月、 欧州債務危機がもたらす危険を回避するため、市場の大方の予想に反 して買い取り枠を2750億ポンド(約34兆円)に拡大することを決め た。

この日のMPCは最新の経済見通しに基づき、先月の買い取り枠 拡大で欧州の混乱から英経済を守ることができるかどうかを検証する 見通しだ。ブルームバーグ・ニュースがまとめたエコノミスト調査の 結果によれば、38人全員が2750億ポンドのプログラムの規模が維持 されると予想している。

シティグループの欧州担当チーフエコノミスト、マイケル・ソー ンダース氏(ロンドン在勤)は電話インタビューで、「英国の経済成 長は英中銀の予想を下回り、景況調査の結果も弱くなっており、ユー ロ圏の危機がさらに状況を悪くしている」と指摘。「量的緩和の規模は 今日でないとしても、今後数カ月以内に拡大されるだろう。いずれか の時点でそうなるのは確実だ」と述べた。

政策金利については、調査対象のエコノミスト52人全員が過去最 低の0.5%での据え置きを見込んでいる。

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