NY原油(9日):6日ぶり下落、伊国債利回り急上昇が手掛かり

ニューヨーク原油先物相場は6 営業日ぶりに下落。イタリア国債利回りがユーロ導入以来の最高水準 に上昇したことや、ドイツのメルケル首相率いるキリスト教民主同盟 (CDU)がユーロ加盟国の統一通貨からの離脱が可能になるよう望 んでいるとの報道が手掛かり。

10年物イタリア国債利回りは7%を突破した。同水準でギリシ ャやアイルランド、ポルトガルは救済を要請するに至っている。メル ケル首相率いるCDUはユーロ加盟国による同通貨圏からの離脱が可 能になるよう望んでいると、独紙ハンデルスブラットが10日に掲載さ れる記事の予告で報じた。協議参加者を匿名で引用して伝えている。

マニュライフ・アセット・マネジメント(ボストン)のシニアマ ネジングディレクター、チップ・ホッジ氏は、「欧州債務危機は原油 の価格と需要にとってマイナスとなる」と解説した。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 日比1.06ドル(1.10%)安の1バレル=95.74ドルで終了。一 時は97.84ドルと、日中価格としては8月1日以来の高値を付ける 場面もあった。年初からは4.8%の値上がり。

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