英国債:10年債上昇、利回り最低に-イタリア債とのスプレッド拡大

9日の英国債市場では10年債 相場が上昇し、利回りは前日比9ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)低下の2.18%。一時は2.115%まで下げ、ブルーム バーグがデータ集計を開始した1989年以来の最低を記録した。一方、 2年債利回りはほぼ変わらずの0.52%。

イタリアのベルルスコーニ首相が辞意を表明したほか、欧州最 大の決済機関LCHクリアネットが同国債を取引する顧客に求める 預金の比率を引き上げると発表したことを背景に、イタリア10年債 利回りはユーロが導入された1999年以後の最高を付けた。

イタリア10年債の英10年債に対する利回り上乗せ幅(スプレ ッド)は506bpと、90年代後半以来の最大を記録した。イタリア 国債の5年物と10年物利回りはこの日、ユーロ導入以後で初めて 7%を突破した。

ブルームバーグと欧州証券アナリスト協会連合会(EFFAS) がまとめた指数によると、英国債の年初来のリターン(投資収益率) はプラス14%。これに対しドイツ国債はプラス8.6%、イタリア国 債はマイナス8.9%となっている。

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