LCH:イタリア債の取引コスト引き上げ、価格に重し

決済機関LCHクリアネットは、 顧客がイタリア国債や証券を取引する際のコストを引き上げた。

LCHのフランス部門がウェブサイトに掲載した8日付の文書に よると、年限7-10年のイタリア債の取引で顧客に求める預金の比 率(デポジットファクター)は11.65%と、10月7日に発表され た6.65%から引き上げられた。新比率は9日の取引終了時のポジシ ョンに適用される。

決済期間は取引する双方の間に立って取引を成立させるが、一方 がフェイル(決済不能)した場合の損失に備えて証拠金を求める。

RBCキャピタル・マーケッツの欧州金利ストラテジスト、ノー バート・アウル氏は「イタリア債のポジションを維持するコストが高 くなった」として、「これは銀行にとっては重要な点だ。銀行は影響 を受けるし、影響の度合いを量るのは難しい」と述べ、LCHの見直 しはイタリア債の価格の重しになっていると指摘した。

1-3カ月の証券についての比率は4.5%(従来1%)に引き 上げられ、15-30年の債券は20%(同15%)となる。LCHが 9日、明らかにした。

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