アジア株:3日ぶり反発-イタリア首相辞意で危機封じ込めに期待

9日のアジア株式相場は3日 ぶりに反発。イタリアのベルルスコーニ首相が辞意を表明したこ とで、安定政権樹立と欧州債務危機封じ込めへの期待が高まった。

香港市場では、中国工商銀行など中国の銀行株が上昇。10 月の同国インフレ率が5.5%に低下したことを好感した。シドニ ー市場では、時価総額でオーストラリア2位の銀行ウエストパッ ク銀行が1.3%高となったほか、世界最大の鉱山会社で豪石油最 大手のBHPビリトンも高い。

シティグループのプライベートバンキング部門でアジア担 当チーフストラテジストを務めるジョン・ウッズ氏(香港在勤) は、「欧州の政情不透明が目先、解消されたことを市場は肯定的 に受け止めるだろう」と述べた。また、「インフレが緩和しつつ いあることが見えたことで、アジアの各中央銀行は成長に重点を 置いた戦略に移行することができる」とも指摘した。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時39分現在、 前日比1.2%高の120.58。日経平均株価は1.2%高で取引を終 えた。

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