米NY現代美術競売に資産家集合-ヒルフィガー氏はハースト作品落札

米画家サイ・トゥオンブリー (1928-2011)がアクリル絵の具で赤色の輪を連続して描いた無題の キャンバス画が7日夜、競売会社フィリップス・ドゥ・ピュリーがニュ ーヨークで開いたオークションで、900万ドル(約7億円)で落札され た。この画家の作品のオークションでの落札価格としては2番目の高値 となる。

この戦後・現代美術作品のオークションの会場は満員で、落札総額 は7130万ドルに上った。トゥオンブリーの絵画を含む高値の作品は電 話による応札者が落札した。

会場には、ロサンゼルス在住の資産家でコレクターのエリ・ブロー ド氏のほか、露ノリリスク・ニッケルの元幹部、オレグ・バイバコフ 氏、ファッションデザイナーのトミー・ヒルフィガー氏、パソコン (PC)メーカー、米デルのマイケル・デル最高経営責任者(CEO) の資産運用を手掛けるグレン・フールマン氏が顔を見せた。

ヒルフィガー氏は英美術家ダミアン・ハースト作のキャンバス画 「Disintegration --The Crown of Life」(2006年)を140万ドルで購 入した。

シカゴを拠点とするコレクター、ステファン・エドリス氏は「名品 ぞろいだった」と指摘。「初日なので皆あまり資金を投じていない」と 述べた。

この日は、露マーキュリー・グループが保有するフィリップスによ る1週間にわたる現代美術品オークションの初日。7日夜のオークショ ンの予想落札総額は6620万-9740万ドルだった。落札されなかった のは7点だけだった。

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