ポリシリコン製造最大手の米ヘムロック、価格下落でも増産進める

世界最大のポリシリコンメーカー、 米ヘムロック・セミコンダクター・グループは、増産を進める計画だ。 半導体や太陽電池に利用されるポリシリコンは供給が過剰となり、価格 は2003年以来の安値に下落している。

ヘムロックの広報担当者、ジャロッド・エルペルディング氏による と、テネシー州クラークスビルにあるプラントが来年稼働を開始すれば 生産能力は28%増加する予定。ブルームバーグ・ニュー・エナジー・ ファイナンスの推計によると、ポリシリコン価格は今年に入って56% 下落している。

太陽電池の需要拡大に伴い、ヘムロックのほか競合企業のドイツの ワッカー・ケミー、韓国のOCIが増産したため、ポリシリコン価格は 1キログラム当たり475ドルに達した08年以降、下落している。

エルペルディング氏によると、ヘムロックによるプラント建設は、 ポリシリコン価格が高値だった時期に決定された。同社は既に契約を締 結し原材料を購入済みだったため、生産を停止するには同程度のコスト がかかる可能性があるという。

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