IAEA:イランが昨年まで核兵器開発を継続-イラン政府は否定

国際原子力機関(IAEA)は8 日に公表したイランの核問題に関する報告書で、同国が弾道ミサイル に搭載するための核弾頭の小型化に取り組むなど、少なくとも昨年ま で核兵器開発を続けていたと指摘した。

IAEAは過去8年間に収集した情報を基に、イランは部品の実 験を含め核兵器の独自開発に取り組んでいたとしている。同報告書と IAEAの調査に詳しい関係者1人の話によれば、イランはトンネル 会社や海外の専門家を使ってパキスタン製の核兵器をベースに再設計 し、小型化を進めていた。この核弾頭は、イスラエルを射程に収める イランの弾道ミサイル「シャハブ3」に搭載される可能性があったと 報告書に記されている。

2人の米政府当局者は匿名を条件に記者団に対し、今回の報告を 踏まえて米政府はイランに対する追加制裁を求める可能性があり、イ ラン側の反応を見極めていると語った。イランは国連の制裁を現在受 けており、米国はイランの政府機関や金融機関、政府当局者に制裁措 置を講じている。

イランの国営プレスTVは、IAEAの報告書は「バランスを欠 き、政治的動機に基づいている」として同国政府が内容を「否定した」 と報じた。

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