IMF専務理事:世界経済は「失われた10年」にも-協調行動促す

国際通貨基金(IMF)のラガ ルド専務理事は9日、成長を脅かすリスクに対し各国・地域が協調 して行動しなければ、世界経済は「失われた10年」に陥るリスク があると警鐘を鳴らした。

ラガルド専務理事は北京でのフォーラムで講演し、「相互関連 性がますます強まる世界で、国も地域も単独では歩めない」と指摘。 「世界経済には暗雲が立ち込めている」と述べ、先進諸国には信頼 回復と成長促進に関し「特別な責任」がある一方、中国は消費を拡 大させ人民元相場の上昇を容認する必要があると訴えた。

同専務理事は「われわれが協調して行動しなければ、不確実性 と金融の不安定、世界的な需要急減の下降スパイラルに陥る恐れが ある」として、「結果として低成長と高失業の失われた10年に直 面しかねない」と語った。

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