NY原油先物時間外:6日続伸-イラクの核開発計画で中東情勢不安

ニューヨーク原油先物相場は9日 の時間外取引で6営業日続伸。イランの核開発計画で中東情勢が不安 定化するとの懸念が出ている一方、イタリアのベルルスコーニ首相が 辞意を表明したことで欧州債務危機打開に近付いたとの見方が出た。

原油先物相場は一時、0.5%上昇。6営業日続伸は2010年11月8 日以降で最長。イランが核兵器開発を続けてきたと結論付けた国際原 子力機関(IEA)報告を受けて、米国が追加制裁に踏み切る可能性 が高まっている。米石油協会(API)が発表した先週の原油在庫は 減少した。

ファット・プロフェッツ(シドニー)の資源アナリスト、デービ ッド・レノックス氏は「供給が逼迫(ひっぱく)化する可能性が高ま る中でイラン情勢が価格を押し上げた。欧州情勢をめぐっては、行き 過ぎへの修正の動きが実体経済に浸透するまでには、まだ時間がかか るだろう」と述べた。

原油先物12月限は一時、52セント高の1バレル当たり97.32ド ルを付けた。シドニー時間午後0時30分(日本時間午前10時30分) 現在、97.18ドルで推移している。前日の通常取引は1.28ドル(1.3%) 高の96.80ドルで引けた。終値では7月28日以来の高値。1年前に比 べると6.3%上昇。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE