ECB:国債購入不胎化、来年1月以後に「限界」も-ラボバンク

欧州中央銀行(ECB)は来年1 月以後、市場からの国債買い入れを不胎化することが難しくなる可能性 がある-。ラボバンクのエコノミスト、エルビン・デフロート氏はこう 指摘している。

ECBは、インフレ加速につながらないよう、国債購入を通じて市 場に投じた資金を吸収している。これまでの国債買い入れは1830億ユ ーロ(約19兆6700億円)に達する。

デフロート氏は8日の投資家向けリポートで、ECBが不胎化でき る「本来の限界」は3000億ユーロだとし、「8、9両月の平均である 毎週110億ユーロの国債追加購入ペースを続ければ、来年1月半ばま でにこの本来の限界に達する」と記した。

限界に達すれば、政策当局は物価安定の維持と国債購入を金融政策 浸透メカニズムの回復に活用するという「正式な責務」以上のことをす るつもりかどうかの判断を迫られるという。

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