ギリシャ暫定政権めぐる協議3日目に突入-新首相、パパデモス氏有力

ギリシャのパパンドレウ首相による 暫定政権樹立に向けた与野党協議は3日目に入った。欧州連合(EU) が10月26日の合意の実行を約束する暫定政権による署名入り誓約書 を求めたことで、合意に近づいていた最大野党との協議は難航してい る。

国営NETテレビやトビマ紙の報道によると、8日遅くの時点で は欧州中央銀行(ECB)前副総裁のルーカス・パパデモス氏が新首 相に指名される公算が大きいとみられていた。パパンドレウ首相は連 立政権が「間もなく」指名されるため閣僚に辞表提出の準備を指示し たものの、正式発表は行われなかった。

最大野党・新民主主義党(ND)のサマラス党首は、10月26日に 決まった1300億ユーロ(約14兆円)規模の第2次ギリシャ支援を確 保するのに必要な財政措置に自身は署名するとして、EU当局の要求 に強く反発した。政府当局者が匿名を条件に語ったところによれば、 EU宛てのこの誓約書にはパパンドレウ首相とサマラス党首、新たに 指名される首相と財務相、中央銀行のプロボポラス総裁の署名も必要 になるという。

パパンドレウ首相は10月26日の合意に関する国民投票を提案し た後、辞任を約束しており、EU指導者らとの意見相違を調整するた め暫定政権の発足を目指し奔走している。AP通信が匿名の政府当局 者を引用して伝えたところによると、ギリシャの暫定政権の陣容は9 日に発表される見込み。

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