米企業の社債保証コストが低下-イタリア首相の辞意表明で

(最新の数字とイタリアの政治情勢を追加して更新します)

【記者:Mary Childs】

11月8日(ブルームバーグ):8日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場で、米企業の社債保証コストが3営業日ぶりに 低下。イタリアのベルルスコーニ首相の辞意表明を受けて、新たな指 導者が同国の債務危機を収拾できるとの楽観論が強まった。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後4時41分現在、2.4ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)低下の121.2bp。

同指数は一時1.2bp上昇していたが、ベルルスコーニ首相が財 政緊縮策が議会で承認され次第、辞任する意向を示したことで低下に 転じた。

ミラー・タバク・ロバーツ・セキュリティーズの債券ストラテジ スト、エイドリアン・ミラー氏(ニューヨーク在勤)は顧客向けリポ ートで首相辞任について、「債務の負担に対処し、経済成長の促進を目 指す財政緊縮策を新たな政府と首相がやり遂げる可能性を高める。短 期的には世界的にリスク資産が持ち直すだろう」と指摘した。

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