「デイトレーダー」のヘッジファンド、年間50%目指す-日経オプション

大学時代にデイトレーダーだった2 人が設立したヘッジファンドが運用開始から3カ月強で約20%の収益 を上げた。一定価格での売り買いの権利を取引する株式指数オプション を中心とした運用により、今後1年間で資産を現在の32億円から50億 円程度まで拡大したい考えだ。年間の収益率は50%を目指す。

ハープスター・パートナーズの白崎杏輔CEO(最高経営責任者、 28)らによると、同ファンドは個人富裕層などから9億円弱を集め、7 月末に運用を開始した。投資家心理を数値で示したインプライド・ボラ ティリティ(IV)を活用して、オプション価値の変化を先読みしなが ら利益の獲得を狙って取引する。

白崎氏によると、デイトレーダー時代に培った短期売買の感覚や独 自の手法を、流動性の高い日経225オプション運用に生かし、1-3日 の短期売買で細かく収益機会を捉える。また、リーマンショックのよう な不測の事態で変動率が急拡大した場合のリスクに備える一方、収益機 会が少なくても運用収益は「月3-4%は出せる」としている。

田中誠人パートナー(29)は、大学時代に投資を始めてから、りそ な銀行の実質国有化、ライブドアショックなどを経験し、「厳しいマー ケット環境で育ってきた」という。白崎氏は慶応大学商学部、田中氏は 早稲田大学の政治経済学部卒で、それぞれ卒業後は運用会社、情報メデ ィアに一定期間務め、2011年7月にハープスターを立ち上げた。

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