米企業の社債保証コスト、3日連続上昇-伊議会の採決結果受けて

【記者:Mary Childs】

11月8日(ブルームバーグ):8日のクレジット・デフォルト・ス ワップ(CDS)市場で、米企業の社債保証コストが3営業日連続で 上昇。イタリアのベルルスコーニ首相が会計報告に関する下院採決で 承認を勝ち取ったものの、絶対過半数を満たせなかったことを受けて、 債務危機からの脱却を主導する人物が誰かをめぐって投資家の不安が 高まった。

マークイット・グループによれば、北米企業の信用リスクの指標 であるマークイットCDX北米投資適格指数のスプレッドは、ニュー ヨーク時間午後1時6分現在、0.9ベーシスポイント(bp、1bp =0.01%)上昇の124.5bp。

この日の採決結果を受けて、ベルルスコーニ首相の進退をめぐる 懸念で株価が下落し、CDX北米投資適格指数も上昇した。欧州中央 銀行(ECB)政策委員会のメンバーであるバイトマン独連銀総裁は、 ECBが貨幣の増発によって各国政府を救済することはできないとの 見解を示した。ギリシャのパパンドレウ首相は、連立政権が「間もな く」指名されると報道官を通じて語った。S&P500種株価指数は午 後0時57分時点で0.1%安の1259.61だった。

WJBキャピタル・グループのチーフ・マーケットストラテジス ト、ブライアン・レイノルズ氏は「株式とデリバティブ(金融派生商 品)市場はかなり不安定な状況だ」と述べた。

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