フィラデルフィア連銀総裁:2%の長期インフレ目標導入すべきだ

米フィラデルフィア連銀のプロッサ ー総裁は、政策当局者の説明責任を強化し経済の安定性を増すため、 連邦準備制度理事会(FRB)は2%の長期インフレ目標を導入すべ きだとの見解を示した。

同総裁は8日、フィラデルフィアでの講演で、「明確で明示的な表 現を用いることで、物価安定という責務に対するFRBの取り組みは 信用できるとの信頼感を国民に与えるはずだ」と主張。「インフレ目標 を明示すれば、期待をつなぎ留め、将来の政策に関する不確実性を減 らす一助となる」と述べた。

プロッサー総裁は2006年の就任以来、インフレの数値目標導入を 繰り返し訴えている。総裁は、FRBがインフレ目標の明示以外にも、 「予想される政策の方向に関する一段の情報提供」を行うべきだと指 摘。どういった経済的要因が金融政策に影響を及ぼすかを、より明確 にする必要があるとも述べた。

同総裁は講演後、記者団の質問に答え、米経済は「緩やかな成長」 軌道に戻りつつあるとして、追加の金融緩和が「正当化」されるとは 考えていないとの認識を示した。

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