ギリシャ次期首相、間もなく指名へ-パパデモス氏の公算と各メディア

ギリシャは、欧州中央銀行(E CB)前副総裁のルーカス・パパデモス氏を暫定政権の首相に指名す ると、複数のメディアが報じた。ギリシャは10月26日の欧州首脳 らの合意に沿った緊縮策を断行するための大連立政権を準備している。

パパンドレウ現首相は、連立政権が「間もなく」指名されると述 べ、閣僚らに辞表の準備を求めたと、モシアロス政府報道官が明らか にした。

国営NETテレビとトビマ紙はともに、パパデモス氏が次期首相 に指名されると情報源を示さずに報じた。パパンドレウ首相と最大野 党・新民主主義党(ND)のサマラス党首は国際支援の再開のため連 立政権について合意した。

新政権の使命は欧州首脳合意の措置を断行し1300億ユーロ(約 14兆円)規模の第2次ギリシャ救済を確保した後、同国を総選挙へ と導くことだ。

ロンドン・スクール・オブ・エコノミクス(LSE)の上級講師、 スピロス・エコノミデス氏は「この技術官僚内閣はここ10日の混乱 の後に安定をもたらすだろう。ただ、技術官僚が率いる政府は短期の ものでなければならない」と語った。

ギリシャ政府の当局者によると、パパンドレウ首相とサマラス党 首は、10月26日の合意実行を約束する誓約書に署名しなければな らない。匿名を条件に語った当局者によれば、EU宛てのこの誓約書 には新たに指名されるギリシャの首相と財務相、中央銀行のプロボポ ラス総裁の署名も必要になる。

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