米軍の防衛装備から中国製偽造部品を多数発見-上院軍事委員会

米軍が防衛関連企業のレイセオン やL3コミュニケーションズ・ホールディング、ボーイングから調達 した防衛装備に偽造とみられる部品が多数搭載されていたことが判明 した。アフガニスタンに配備されている軍用機でも発見されたという。

上院軍事委員会は、ロッキード・マーチン製輸送機「C-130J」 やボーイング製海洋哨戒機「P-8A ポセイドン」など少なくとも軍 用機7機で主に中国製の偽造部品を発見したとの調査結果を明らかに した。

8日の公聴会に先駆けて7日に公表された軍事委スタッフの文書 は、「中国製の偽造の疑いのある電子部品がレイセオンとL3コミュニ ケーションズ、ボーイングが製造した軍事システムやサブシステムに 搭載されていた」と指摘した。

軍事委のレビン委員長は、これらの偽造部品が人命を奪ったり、 軍用機墜落を招く重大な故障につながったりした事例はなかったと説 明。ただ、「是正が行われなければこうした悲惨な結果が起こり得る現 実的な不安があった箇所が多く確認されている」と付け加えた。

軍事委調査スタッフは約100万個に上る部品の偽造を発見し、 1800件をデータベースに蓄積した。100件を検証したところ、疑わし い部品の70%の調達ルートをさかのぼると、中国企業にたどり着いた という。

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