仏ソシエテの7-9月:31%減益、ギリシャ債で評価損-11年は無配

フランスの銀行2位、ソシエテ・ ジェネラルの7-9月(第3四半期)決算は、前年同期比31%減益 となった。保有ギリシャ債での評価損とトレーディング収入減少が響 いた。同行は2011年の配当支払いを行わないことを明らかにした。

8日の同行発表によると、純利益は6億2200万ユーロ(約667 億円)と、前年同期の8億9600万ユーロから減少した。ブルームバ ーグ・ニュースがまとめたアナリスト13人の予想平均では7億6400 万ユーロが見込まれていた。保有ギリシャ国債に絡み税引き前で3億 3300万ユーロの評価損を計上した。

フレデリック・ウデア最高経営責任者(CEO)は発表資料で、 バランスシートの縮小を開始したとして、「大量のレガシー資産を処 分」し、ギリシャとアイルランド、イタリア、スペイン、ポルトガル への「ソブリン債エクスポージャーを年初から半分にした」と説明し た。

資本市場関連の収入は51%減の6億3100万ユーロ。法人・投資 銀行事業の利益は84%減の7700万ユーロだった。

引当金は全体で11億9000億ユーロと前年同期の9億1800万ユ ーロを上回った。

欧州銀行監督機構(EBA)によると、フランスの銀行は88億 ユーロの資本上積みが必要。ソシエテは33億ユーロが必要とされて いる。同行は株主割当増資の必要はないとしていた。同行はこの日、 配当停止により必要額が21億ユーロに減少するとし、必要な資本水 準を満たす「自信」があると重ねて表明した。

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