カルパース、運用評価後にヘッジファンド投資を拡大も-ディアCIO

米最大の公的年金基金、カリフォ ルニア州職員退職年金基金(カルパース)は来年、運用評価後にヘッ ジファンドへの投資を増額または維持する可能性が高い。ジョゼフ・ ディア最高投資責任者(CIO)が明らかにした。

ディアCIOは8日に香港でインタビューに答え、カルパースの スタッフが2012年の晩春にヘッジファンド投資のベンチマークと目 標、財源、戦略に関して役員会に勧告する予定だと説明した。「その 結果、プログラムの規模拡大が決定される可能性もある」と述べ、 「現状維持となることもあろうが、規模縮小という勧告になるとは思 わない」と語った。

カルパースなどの公的年金基金は、低金利や景気減速、欧州債務 危機という環境下でも、計画された給付義務を果たすよう圧力を受け ている。2286億ドル(約18兆円)を運用管理するカルパースは今 年7.75%の運用リターン目標の達成で苦戦する恐れがあることから、 ヘッジファンドを使ってリターンの押し上げを図っていると、ディア CIOは述べていた。

カルパースのウェブサイトによれば、11月2日までに運用資産 全体の約2%に相当する52億ドルをヘッジファンドに投資した。デ ィアCIOによれば、09年3月の就任以降でヘッジファンド投資の 評価を行うのは初めて。

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