日航:4-9月営業益、早くも年間目標超え-稲盛会長1月以降続投

経営再建中の日本航空は8日、2011 年4-9月期の連結営業利益は1061億円だったと発表した。更生計画 案の目標757億円を早くも上回った。経営再建に向けた不採算路線整 理の徹底と燃油費などの削減といった合理化策が奏功した。

連結売上高が5998億円、純利益は974億円だった。不採算路線の 整理に続き、路線ごとの投入機材の見直しを今年も継続、需要に応じ た供給調整の結果、有効座席キロベースで国内旅客では前年同期より も2割程度減少、国際旅客は3割程度減少した、としている。同時に 費用削減効果もあり、利益の拡大に寄与した。

同日の会見に出席した大西賢社長は「想定していた以上に乗客に 利用していただいた結果だ」とし、とくに日本発の便で利用客が多か ったと述べた。

利益が好調に推移していることもあり、今期の営業利益予想は 1400億円、売上高は1兆1500億円、純利益1200億円の見通しと発表 した。同社は、東京地方裁判所に提出した更生計画案に、11年度(11 年4月-12年3月)の連結営業利益目標を757億円としていた。

稲盛和夫会長は会見で「来年1月に退くことは考えていない。健 康の許す限り責任を全うしたい」として、続投する意向を示した。同 会長は10年の就任当初、在任期間は3年としていたが、その後健康上 の理由などから早期に退く意向を示唆していた。稲盛会長は会見で、 LCCについても勉強したい、と意欲をみせた。

大西社長は、タイの洪水について「影響はこの2カ月間に数十億 円レベルで出ている。今後も需給をみながら調整していきたい」と語 った。

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