スイス中銀は状況を「常時監視」、行動の用意ある-ヨルダン副総裁

スイス国立銀行(中央銀行)の ヨルダン副総裁は、当局が情勢を「常時監視」しており、必要に応 じて追加措置を講じる用意があることを明らかにした。

ヨルダン副総裁は7日遅くにスイスのルツェルンで開かれた会 合で、「われわれには明確な責務があり、物価安定を実現しなければ ならない」と言明。9月に導入したスイス・フランの上限について 引き上げを検討するのかとの質問に対してはコメントを控えた。ユ ーロ圏の危機が早期に「終息することは恐らくない」とも述べ、「フ ランに対する圧力は当面残るだろう」との見通しを示した。

スイス中銀は9月6日にフランの対ユーロ相場に1ユーロ=

1.20フランの上限を設定していた。6日付のスイス紙ノイエ・チュ ルヒャー・ツァイトゥング(NZZ)日曜版によると、ヒルデブラ ンド総裁はインタビューで、フランがユーロに対してさらに下落し ない場合はデフレや景気収縮の脅威に直面する恐れがあるとの懸念 を示した。

市場混乱時に避難先とされるフランは、中銀の上限設定以降、 1ユーロ=1.20フランを超える水準にとどまっている。欧州指導者 が域内の債務危機収拾に苦戦する中、8月9日には史上最高値

1.0075フランを記録していた。

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