NY原油時間外:3カ月ぶり高値近辺-債務危機懸念後退と在庫減で

ニューヨーク原油先物相場は8日 の時間外取引で3カ月ぶり高値近辺の推移。欧州の債務危機懸念がやや 後退しているほか、米国の原油在庫が減少し燃料需要が増加するとの見 方が強まった。

原油先物相場は小動き。前日の通常取引は4営業日続伸。イタリア とギリシャで新政権が成立する見通しが好感された。欧州中央銀行 (ECB)のユルゲン・シュタルク理事は、欧州債務危機が2年以内に 収束するとの見通しを示した。デジタルグローブのデータによると、 オクラホマ州クッシングの原油在庫は4.4%減少した。

CMCマーケッツ(シドニー)の市場担当チーフアナリスト、リッ ク・スプーナー氏は「ギリシャとイタリアで事態改善の兆しがあり、経 済情勢好転のために建設的な対策がとられるとの見方が出ている。それ が原油を含めたリスクを取る必要のある多くの市場に広がっている」と 述べた。

原油先物12月限は一時、35セント高の1バレル当たり95.87ド ルを付けた。シドニー時間午後零時37分(日本時間午前10時37分) 現在、95.60ドルで推移している。前日の通常取引は1.26ドル高の

95.52ドルで引けた。終値では7月29日以来の高値。1年前に比べる と4.6%上昇。

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