米国のアジアからの海上輸入:09年以来の減少-消費者信頼感軟化で

世界最大の海上貿易航路での米国 のアジアからの輸入が約2年ぶりに減少している。米消費者信頼感がリ セッション(景気後退)が終了した2009年以降で最低水準に軟化した ことが背景にある。

貨物輸送データの集計を手掛けるUBMグローバル・トレードの一 部門であるPIERS(ニュージャージー州)によると、アジア-米国 間のコンテナ貨物量は7-9月(第3四半期)に3.8%減少し、09年 10-12月(第4四半期)以降で初めて落ち込んだ。

UBMのエコノミスト、マリオ・モレノ氏は、先月も引き続き減少 した可能性が高いとみている。世界最大の船舶ブローカー、クラークソ ンのデータによると、指標となる40フィート型コンテナの米西海岸向け 運搬レートは今年に入って24%下落した。

ウェルズ・ファーゴ・セキュリティーズ(ノースカロライナ州)の シニアエコノミスト、マーク・ビトナー氏は「近い将来、成長が緩やか な状態が続くことを示唆する新たなデータだ」と指摘。「消費者は、数 年前に想像していたほど多くの所得を得たり富を蓄えたりすることはで きそうにないという考えに、依然として慣れつつある最中だ」と述べ た。

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