香港は景気後退入り、7-9月GDP減少-予想トップのエコノミスト

世界経済の成長のバロメーター である香港経済が、7-9月(第3四半期)のマイナス成長で恐ら く景気後退(リセッション)に入ったとの見方を、大和証券キャピ タル・マーケッツとオーストラリア・ニュージーランド銀行(AN Z)が示している。

大和証券キャピタル・マーケッツのエコノミスト、ケビン・ラ イ 氏(香港在勤)は、11日発表予定の香港の7-9月期の域内総 生産(GDP、季節調整済み)について前期比1.5%減少したとみ ている。マイナス0.5%成長だった4-6月(第2四半期)の同氏 の予想は、ブルームバーグ・ニュースのエコノミスト調査で最も精 度が高かった。

香港の9月の輸出は前年同月比でほぼ2年ぶりに減少。指標の ハンセン指数は7-9月期に21%下げ、四半期ベースの下落率とし ては2001年以来の大きさだった。

ANZのエコノミスト、レイモンド・ヤン氏(香港在勤)は「外 部環境の急速な悪化で香港経済は失速しつつある」と指摘、「不透明 感が香港の景気見通しを短期的に曇らせるだろう」と語った。

ブルームバーグのエコノミスト調査では、香港の7-9月期G DPについて見方が割れている。調査対象の15人中、前期比でプラ ス成長を予想したのは7人で、マイナス成長予想も同数。残る1人 は横ばいを見込んでいる。

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