MFグローバルが優遇措置を受けていた事実はない-米CFTC委員長

米商品先物取引委員会(CFTC) のゲンスラー委員長は、破綻した先物ブローカー、MFグローバル・ ホールディングスが同委員長とMFグローバルのジョン・コーザイン 氏との関係によって同社がCFTCから優遇措置を受けていた事実は ないと述べた。同委員長はMFグローバルに対するCFTCの調査に は関与していない

MFグローバルの会長兼最高経営責任者(CEO)を4日に辞任 したコーザイン氏は、米ゴールドマン・サックス・グループでゲンス ラー委員長と共に勤務していたほか、上院議員在任中にはゲンスラー 氏は別の上院議員のスタッフを務めていた。

ゲンスラー委員長は7日、ニューヨークで開かれた米証券業金融 市場協会(SIFMA)の会議で記者団の質問に答え、CFTCが、 ブローカーによる顧客資金管理に関する規則策定を延期したことでM Fグローバルに便宜を図った事実はないと語った。

ゲンスラー委員長は、委員らに追加的な検討期間を与え一連の規 則の策定を延期したことについて「全く関係ない。私のこの規則に関 する方針は一貫しており、他の委員に引き続き検討する時間を与えた」 と述べた。

ニュージャージー州の知事を務め、ゴールドマンの元共同CEO であるコーザイン氏が運営するブローカー・ディーラーの持ち株会社、 MFグローバルは同社の資金63億ドル(約4900億円)を欧州のソブ リン債に投資。10月31日に連邦破産法11条の適用による会社更生を 申請した。事情に詳しい関係者によると、破産管財人と規制当局は顧 客口座の資金が行方不明になっている可能性について調査中で、連邦 捜査局(FBI)もこの調査に加わっている。

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