イタリア野党指導者らが8日の下院採決前に会談へ-政権打倒で結束へ

イタリア下院の野党指導者らは8 日に行われる2010年度会計報告に関する採決を前に、統一行動に向け て会談する。議員2人が明らかにしたもので、野党が結束することで 政権打倒につながる可能性がある。

キリスト教中道民主連合(UDC)のロベルト・ラオ氏は電話イ ンタビューに対し、「われわれは後戻りできないところに来た。明日は 議会で非常に激しい衝突になるだろう」と述べ、「われわれは会計報告 関連法案に反対票を投じるか、棄権するだろう。唯一確実なのは、投 票行動が一致したものになるということだ」と語った。

野党指導者らはローマ時間8日午前11時(日本時間同日午後7時) に会談する。投票は通常は前年度会計報告を承認するだけの形式的な もの。投票開始時刻は未定。ベルルスコーニ首相が8日の採決で勝て ば、野党指導者は内閣不信任案の提出を決断する可能性があると、民 主党のフランチェスコ・ボッチャ氏はインタビューで語った。

ベルルスコーニ首相は自身の辞任観測を否定。リベロ紙とのイン タビューでは、欧州連合(EU)に公約した成長促進と債務削減を目 指す財政緊縮策に関する信任投票を来週実施する考えを表明した。

ボッチャ氏は首相発言について「辞任の意向が全くないことをは っきりと示している」と指摘した。

複数の議員が連立与党から離脱の可能性を示したことから、首相 は連立政権の維持に苦戦を強いられている。

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