最大幅の自己資本上積み対象はシティ、JPモルガンなど5行-リスト

世界の金融監督当局がまとめた銀 行新規制の暫定リストによると、自己資本比率の上積みを求められる 世界の大手銀のうち、上積み幅が最大の2.5ポイントとなるのは米国 のシティグループ、JPモルガン・チェース、フランスのBNPパリ バ、英国のロイヤル・バンク・オブ・スコットランド・グループ(R BS)、HSBCホールディングスの5行になる可能性がある。ブルー ムバーグが同リストを入手した。

このリストは、20カ国・地域(G20)が、破綻した場合に世界経 済に大きな打撃をもたらし得る大手銀行に対し、昨年合意された新規 則「バーゼル3」の自己資本基準に1-2.5ポイントを上積みするよ う義務付ける計画の一環として作成された。それによれば、2ポイン トの上積みを求められるのは、バンク・オブ・アメリカ(BOA)、英 バークレイズ、ドイツのドイツ銀行の3行。

29行の個々の上積み幅が明記されていない簡易版リストは、G20 首脳会議で承認された後に金融安定化理事会(FSB)が4日公表し ていた。

金融監督当局は、現在のリストは暫定案であり、2016年に上積み が実行されるまでに繰り返し修正されるだろうとの見解を表明してい る。

同リストによると、1.5ポイントの上積みを求められるのは米国 のゴールドマン・サックス・グループ、モルガン・スタンレー、バン ク・オブ・ニューヨーク(BNY)メロン、仏クレディ・アグリコル・ グループなど6行。

米ウェルズ・ファーゴや仏ソシエテ・ジェネラルなど残る15行は 全て1ポイントの上積みとされるもようだ。

BOAの広報担当、ラリー・ディリタ氏と、ドイツ銀の広報担当、 ロナルト・ワイヒェルト氏はともにコメントを控えた。BNPパリバ、 シティ、RBS、バークレイズ、HSBC、JPモルガンの各行もコ メントしなかった。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE