ギリシャ首相、連立政権で最大野党と協議-次期首相指名へ歩み寄り

ギリシャのパパンドレウ首相と最大 野党・新民主主義党(ND)のサマラス党首は、大連立政権の首相指 名へ向けて合意に歩み寄った。連立政権の樹立は国際支援を確保して 同国経済の崩壊を避けるのが狙い。

ギリシャ政府のエリアス・モシアロス報道官は電子メールで配布 した声明で、パパンドレウ首相とサマラス党首は「7日の会談で、連 立政権の首相指名に向けて進展した」と説明した。政府当局者1人が 匿名で語ったところでは、首相とサマラス党首はこの日、複数回にわ たって電話で会談した。協議は8日にアテネで再開されるという。首 相は現地時間8日正午に閣議を開くと、国営NETテレビが情報源を 明示せずに伝えた。

パパデモス前欧州中央銀行(ECB)副総裁が次期首相に指名さ れるとの報道があるものの、確認は取れていない。7日付の同国紙ト ビマによると、アテネに到着したパパデモス氏は、新政権の主要閣僚 について発言したい意向を示した。同紙は情報源を明示していない。

政府の声明によると、次期政権の任務は1300億ユーロ(約14兆 円)規模の第2次ギリシャ支援パッケージに関する10月26日の欧州 首脳らの決定を履行し、その後の総選挙につなげることにある。パパ ンドレウ首相はこの日、ドイツのメルケル首相やユーロ圏財務相会合 (ユーログループ)のユンケル議長(ルクセンブルク首相兼国庫相)、 EUの欧州委員会のバローゾ委員長とも協議した。

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