ボストン連銀総裁:FOMCは行動を、高失業率の引き下げで

ボストン連銀のローゼングレン 総裁は、「受け入れ難い高水準で根強く推移する」失業率を引き下げ るために米連邦公開市場委員会(FOMC)は行動を起こす必要があ ると述べた。米失業率は2009年4月以降、9%付近で推移してい る。

ローゼングレン総裁は7日、ボストンで講演。講演原稿によると 同総裁は、「非常に低迷している労働市場の状況や低いインフレ期待 を考えると、FOMCは引き続き行動し、根強い高失業率の引き下げ に積極的に挑まなくてはならないというのが個人的な見解だ」と述べ た。同総裁はさらに、「向こう数年間」インフレは2%を下回る水準 との予想を示した。

さらに「FOMCは今後も自分たちの裁量で使える措置を利用し、 国内経済の需要を喚起する必要がある」と述べたが、具体的な対策に は言及しなかった。

総裁は「FOMCは経済成長率の改善に向け前例のない措置を講じ てきた」と指摘。「しかし前回の金融危機や将来の金融ショックに関す る懸念を要因とした経済的な『向かい風』により、FOMCの行動にも かかわらず経済成長の足取りは弱く、雇用の伸びは失業率を著しく低下 させるにはあまりにも緩慢だ」と続けた。

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