グローバル・ストックマーケット・サマリー【アジア・太平洋編】

アジア・オセアニア各株式市場 の動きは以下の通り。

【香港株式市況】

香港株式相場は下落。ゴールドマン・サックス・グループが中国 株投資を推奨する一方で、イタリアのベルルスコーニ政権が8日に予 定されている重要法案の下院採決で過半数を確保できないとの懸念が 相場の重しとなった。

中国建設省傘下の不動産会社、中国海外発展(688 HK)は

4.8%安。住宅価格が下がるまで政府は不動産規制を緩めないことを 温家宝首相が示唆したとフェニックステレビが報じた。

中国最大の海洋油田会社、中国海洋石油(CNOOC、883 HK) は2.2%安。アルゼンチンの石油会社パン・アメリカン・エナジーへ の出資計画が白紙になったことが響いた。

英銀HSBCホールディングス(5 HK)や中国のインターネッ ト会社、テンセント・ホールディングス(騰訊、700 HK)、米ウォ ルマート・ストアーズなどの小売企業に玩具や衣料品を納入する香港 のリー・アンド・フォン(利豊、494 HK)も値下がりした。

BNPパリバ・ウエルス・マネジメントのアジア担当シニア投資 ストラテジスト、アンドルー・フレリス氏(香港在勤)はブルームバ ーグテレビジョンとのインタビューで、「株式相場はボラティリティ (変動率)が非常に高い状態が続くだろう」と述べた上で、投資家は 「株式から資金を引き揚げ、債券に集中すべきだ」と呼び掛けた。

ハンセン指数は前週末比164.90ポイント(0.8%)安の

19677.89で終了。一時は0.7%高まで上昇した。ハンセン中国企 業株(H株)指数は前週末比0.6%安の10646.75で引けた。

【中国株式市況】

中国株式相場は下落し、指標の上海総合指数は2週間ぶりの大き な値下がりとなった。景気減速でも中国当局は金融緩和に動かないと の見方から、自動車からセメントまで幅広く需要が損なわれるとの懸 念が強まった。

上場する自動車メーカーで中国最大の上海汽車集団(SAICモ ーター、600104 CH)は4.4%安。同国の10月の乗用車販売台数 が減少したことが響いた。セメントメーカー国内最大手の安徽海螺水 泥(600585 CH)は2週間ぶりの大きな下げ。サムスン証券が先週 の中国セメント価格が1%下落したと指摘した。

万科企業(000002 CH)は不動産開発株の下げを主導。住宅価 格が下がるまで政府は不動産規制を緩めないことを温家宝首相が示唆 したとフェニックステレビが報じた。

中国最大の保険会社、中国人寿保険(601628 CH)や中国農業 銀行(601288CH)も売られた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動す る上海総合指数は前週末比18.49ポイント(0.7%)安の

2509.80と、先月21日以来の大きな値下がり。先週は2.2%上昇 し、アジアの主要株式市場で最も上昇していた。上海、深圳両証取の A株に連動するCSI300指数は前週末比1%安の2736.25で引 けた。

大衆保険のファンドマネジャー、呉侃氏は「温首相の不動産に関 する発言は不動産株を押し下げるとともに、緩和措置が先送りされる 可能性を意味しかねないとの懸念を招いた」と指摘、「今週発表の経 済指標を前に投資家の間で不透明感が広がっている」とも語った。

【インド株式市況】

7日のインド株式市場は、イスラム教の祝日のため休場。取引は8 日に再開される。

【オーストラリア株式市況】

ASX200指数は前週末比7.7ポイント(0.2%)安の

4273.4。

【韓国株式市況】

韓国総合株価指数は前週末比9.31ポイント(0.5%)安の

1919.1。

【台湾株式市況】

加権指数は前週末比18.49ポイント(0.2%)高の7621.72。

【シンガポール株式市況】

7日のシンガポール株式市場は、イスラム教の祝日のため休場。取 引は8日に再開される。

【マレーシア株式市況】

7日のマレーシア株式市場は、イスラム教の祝日のため休場。取引 は8日に再開される。

【タイ株式市況】

SET指数は前週末比1.29ポイント(0.1%)安の956.02。

【インドネシア株式市況】

ジャカルタ総合指数は前週末比5.39ポイント(0.1%)安の

3778.24。

【フィリピン株式市況】

7日のフィリピン株式市場は、イスラム教の祝日のため休場。取引 は8日に再開される。

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