欧州ソブリン債の保証コストが上昇-イタリアの政局不透明感で

7日のクレジット・デフォル ト・スワップ(CDS)市場では、イタリア国債を中心に欧州の ソブリン債を保証するコストが上昇した。予算関連の採決を8日 に控え、イタリアのベルルスコーニ首相の政権が崩壊しつつある との懸念が背景。

CMAによると、ロンドン時間午前10時(日本時間午後7 時)現在、イタリア国債のCDSスプレッドは24ベーシスポイ ント(bp、1bp=0.01%)上昇の517bp。9月22日に付 けた過去最高の534bpに接近している。

西欧の国債15銘柄のCDSスプレッドから成るマークイッ トiTraxx・SovX西欧指数は7bp上げ330bp。スプ レッド上昇は信用の質が劣化したとの認識を示唆する。

イタリア10年債利回りはユーロ導入以後の最高を記録した。 ギリシャのパパンドレウ首相が大連立政権樹立に向けて辞任す ることで合意したことから、市場の焦点はイタリアへと移行した。

JPモルガン・チェースによると、主に高リスク・高利回り の50銘柄のCDSスプレッドで構成するマークイットiTra xxクロスオーバー指数は19bp上昇し733.5bp。

投資適格級の欧州企業125社で構成するマークイットiT raxx欧州指数は、4.75bp上げ178.25bp。欧州の銀行・ 保険25社の優先債に連動するマークイットiTraxx金融指 数は11.5bp上昇の257bp、劣後債の指数は20bp上げ480 bpとなった。

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