中国株(終了):上海総合指数、2週ぶり大幅安-上海汽車などに売り

中国株式相場は下落し、指標の 上海総合指数は2週間ぶりの大きな値下がりとなった。景気減速で も中国当局は金融緩和に動かないとの見方から、自動車からセメン トまで幅広く需要が損なわれるとの懸念が強まった。

上場する自動車メーカーで中国最大の上海汽車集団(SAIC モーター、600104 CH)は4.4%安。同国の10月の乗用車販売台数 が減少したことが響いた。セメントメーカー国内最大手の安徽海螺 水泥(600585 CH)は2週間ぶりの大きな下げ。サムスン証券が先 週の中国セメント価格が1%下落したと指摘した。

万科企業(000002 CH)は不動産開発株の下げを主導。住宅価 格が下がるまで政府は不動産規制を緩めないことを温家宝首相が示 唆したとフェニックステレビが報じた。

中国最大の保険会社、中国人寿保険(601628 CH)や中国農業 銀行(601288CH)も売られた。

上海証券取引所の人民元建てA株と外貨建てB株の両方に連動 する上海総合指数は前週末比18.49ポイント(0.7%)安の

2509.80と、先月21日以来の大きな値下がり。先週は2.2%上昇し、 アジアの主要株式市場で最も上昇していた。上海、深圳両証取のA 株に連動するCSI300指数は前週末比1%安の2736.25で引けた。

大衆保険のファンドマネジャー、呉侃氏は「温首相の不動産に 関する発言は不動産株を押し下げるとともに、緩和措置が先送りさ れる可能性を意味しかねないとの懸念を招いた」と指摘、「今週発 表の経済指標を前に投資家の間で不透明感が広がっている」とも語 った。

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