ギリシャのユーロ離脱への言及、パンドラの箱開けたか-モルガンS

【記者:John Glover】

11月6日(ブルームバーグ):欧州の指導者らがギリシャのユーロ 圏離脱に言及したことで、意図せずに「パンドラの箱」を開けてしま った可能性があるとモルガン・スタンレーが指摘した。

ギリシャのパパンドレウ首相が欧州の包括支援策受け入れの賛否 を問う国民投票の実施を表明したのに対し、ドイツのメルケル首相と フランスのサルコジ大統領は先週、ギリシャがユーロにとどまって支 援策を受け入れるか、ユーロ圏を離脱するかの選択の問題だと迫った。

モルガン・スタンレーのチーフ・グローバル・エコノミスト、ヨ アヒム・フェルス氏(ロンドン在勤)は6日付の顧客向けリポートで、 ユーロ圏離脱の可能性が「欧州の政界ではこれまでタブーだった」と 説明。「欧州各国政府は、周辺国のソブリン債からの資金流出と銀行の 取り付けを招きかねない一連の出来事の引き金を引いてしまったので はないだろうか。それが起きれば、今回の危機でのこれまで全ての経 験が穏健なものと感じられるだろう」との見方を示した。

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