スズキ:インド販売は前年並み確保、120万台-ストや景気影響も

スズキの鈴木修会長兼社長は7日 の決算会見で、労働争議などで12万台のマイナス影響があったインド 市場について、年間の販売は前年並みの120万台を確保できる見通し を示した。マルチ・スズキ・インディアの販売では労働争議で4.5万 台、金利引き上げなどの景気動向で7.5万台の影響を見込んでいる。

鈴木会長はまた、インドでの小型車販売について、台数の重視か ら、売り上げ単価を重視する路線にシフトする方針を示した。インド では自動車購入で、これまで100%のローンを組めたが、金融引き締 めにより80%程度に下がり、小型車の購買層により大きな影響が出て いるという。

一方、独フォルクスワーゲン(VW)との資本・業務提携の解消 を図るスズキが10月14日に発表した提携契約違反通告書の送付に対 し、鈴木会長はVWから「何も言ってこないから、分からない」と述 べた。VWとの交渉については「全然、話し合いが進んでいない」と 語った。

鈴木会長はタイ洪水による日本での四輪車や二輪車の生産につい て、11月末までは続けられるが、12月以降の部品調達が見通せないと 述べた。12月以降は1週間ごとに生産状況を公表する予定。

スズキは同日の決算発表で、タイ洪水の影響が不透明などとして、 今期(2012年3月期)の業績予想を据え置いた。為替前提は1ドル= 77円(従来80円)、1ユーロ=109円(同110円)とした。四輪車の 世界販売の計画は従来の282万台から272万台に見直した。今期の年 間配当は前期の13円から増配して14円とする。

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