アジア株:下落、ギリシャやイタリア情勢を懸念-中国海洋石油安い

7日のアジア株式相場は下落。ギ リシャではパパンドレウ首相が辞任に同意し、イタリアでは8日に予 定されている重要法案の下院採決を前に、ベルルスコーニ政権が過半 数を確保するのに苦慮している。

時価総額で英銀2位のスタンダードチャータード銀行は香港市場 で1.3%安。欧州が域内のソブリン債危機封じ込めに失敗すれば、同 行の収益が損なわれるとの見方が強まった。中国最大の海洋油田会社、 中国海洋石油(CNOOC)は2.5%値下がり。アルゼンチンの石油 会社パン・アメリカン・エナジーの英BP保有株式をCNOOCが買 い取る計画が白紙になったことが響いた。武田薬品工業も安い。

MSCIアジア太平洋指数は日本時間午後3時34分現在、前週 末比0.2%安の120。騰落銘柄比率は、上昇6に対し下落が約7。先 週は欧州支援策受け入れの是非を問う国民投票をパパンドレウ首相が 提案したことが悪材料となり同指数は3.6%下落、9月23日終了週 以来の大きな下げとなっていた。

日経平均株価の終値は前週末比34円31銭(0.4%)安の8767 円9銭。

プリンシパル・グローバル・インベスターズのポートフォリオマ ネジャー、ビナイ・チャンゴシア氏(香港在勤)はブルームバーグテ レビジョンとのインタビューで、「事態は改善に向かう前に悪化しか ねない」と見方を示した。

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