円売り介入、7-9月期は8月4日の対ドルのみ-単日で過去最大

政府・日本銀行が7-9月期に為 替介入したのは8月4日だけだった。円売り・ドル買いのみで、介入 額は4兆5129億円。単日では昨年9月15日の2兆1249億円を上回り、 過去最大となった。財務省が8日発表した外国為替平衡操作(為替市 場介入)の実施状況で明らかになった。

財務省は毎月末に単月の介入総額を、四半期ごとに実施日別の金 額と対象通貨を発表している。政府・日銀は8月4日、東日本大震災 直後の3月18日以来となる介入を日本単独で実施。欧州債務危機や米 国の連邦債務問題、格下げ懸念を背景とする円高進行に対処した。以 後は少なくとも10月27日までは介入していない。

円・ドル相場は8月1日、3月の震災直後に付けた戦後最高値(当 時)1ドル=76円25銭まで5銭と迫った。介入にもかかわらず、半 月後には最高値を更新。10月31日には75円35銭まで上昇し、政府・ 日銀は昨年9月以降で4度目とみられる介入を実施した。市場関係者 は同日の介入額が過去最大の8兆円規模に達したと推計。単月(10月 28日-11月28日)の総額は今月30日に、実施日別・通貨別の実績は 約3カ月後に発表される見通しだ。

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