オバマ大統領、8カ国とのTPP交渉推進-日本と中国の参加もにらむ

オバマ米大統領は、環太平洋経 済連携協定(TPP)をめぐり8カ国との交渉を推進しており、日本 と中国の参加もにらんでいる。

21カ国・地域が参加するアジア太平洋経済協力会議(APEC) の首脳会議が今週ホノルルで開催されるのに合わせて、オバマ大統領 やチリやベトナムなどの首脳はTPP参加に向けた取り組みを報告す る。

こうした国々との合意が成立すれば、前政権から引き継いだもの を除きオバマ大統領が署名する初の貿易協定となる。米国にとっても、 カナダとメキシコの間で1994年に発効した北米自由貿易協定(NA FTA)以来最大となる。カーク米通商代表部(USTR)代表によ ると、米政権はTPPの一層の拡大を目指している。

カーク代表は10月26日に米国商業会議所で、すでに4カ国と貿 易協定で合意しているとして「これら8カ国にとどまらないことは明 らかだ」とした上で、「少なくとも21カ国・地域のアジア太平洋の 自由貿易協定(FTA)になる可能性を秘めていると確信している」 と述べた。

TPPは、2015年までに米輸出を09年の水準から倍増させると いうオバマ大統領の公約達成に貢献する見通し。ブッシュ前政権時代 の交渉で合意した韓国とコロンビア、パナマとのFTAの実施法案が 10月に米議会で承認されたことを受け、TPPは米政権の通商政策に とって最大の目玉となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE