ギリシャの痛み伴う改革「避けられない」-ドイツ首相と財務相が圧力

ドイツのメルケル首相とショイ ブレ財務相は7日、ギリシャに緊縮策の実行を求めてあらためて圧力 をかけた。いかなる新政権も約束を守るべきだと釘を刺した。

メルケル首相はこの日、挙国一致内閣樹立に向け辞任を6日表明 したギリシャのパパンドレウ首相と電話会談し、同首相が構造改革実 施で「勇気」を持って行動したことに謝意を示した。独首相の主席報 道官を務めるステフェン・ザイベルト氏がベルリンで記者団に明らか にした。

同報道官によると、メルケル、パパンドレウ両首相はギリシャの 「暫定政府の優先課題がブリュッセルで10月26-27日にまとまっ たあらゆる決定事項の完全履行を確実にすることであることで一致し た」と説明。これらが実施されて初めて早期選挙が可能になるとも付 け加えた。

報道官はさらに、パパンドレウ首相は「ギリシャが抜本的な構造 改革と一貫した節減努力が必要であることを理解している」とも述べ、 これらはギリシャ国民の痛みを伴うものの同国にとって「避けられな い道だ」と強調した。

一方、フィンランドを訪問中のショイブレ財務相はソブリン債に 対する金融市場の認識が根本的に変わったと指摘。危機感染の防止が 「非常に厳しくなった」と述べ、欧州各国政府による「思い切った」 な措置を呼び掛けた。

ショイブレ財務相は欧州連合(EU)の全加盟国が義務を果たす 必要があると述べた上で、団結にも「限界がある」と指摘。ギリシャ の一段の改革がなければ、10月にブリュッセルで合意されたギリシ ャ債務の減免措置も万能薬にはなり得ないと強調し、同国にあらため て行動を求めた。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE