【ECB要人発言録】緩やかな景気後退に向かっている-ドラギ総裁

10月31日から11月6日までの欧 州中央銀行(ECB)要人らの主な発言は次の通り(記事全文は発言 者の氏名をクリックしてください)。

<11月5日> メルシュ・ルクセンブルク中銀総裁(イタリア紙スタンパとのインタ ビュー):ドラギ新総裁の優先課題は引き続き物価の安定となる。EC Bにはイタリア国債の購入停止を決める自由がある。

<11月4日> ゴンサレスパラモ理事(マドリードでの会議で):ECBが繰り返し強 調しているように、今回の危機を解決する主な責任は各国政府と金融 セクターにある。財政と競争政策の調整に政府が消極的であることが 現在のソブリン債危機のまさに元凶となっている。

シュタルク理事(フランクフルトで記者団に):(ECBの債券購入プ ログラムについて)一時的かつ移行期の措置でしかない。(3日の利下 げ決定について)予防的措置だった。政策委員らは向こう数週間の景 気見通しについて一段の悪化を予想した。

シュタルク理事(フランクフルトで講演):第4四半期がゼロ成長とな る可能性がある。2012年に入っても成長は極めて弱く、物価や賃金の 動向に影響するだろう。

<11月3日> メルシュ・ルクセンブルク中銀総裁(ルクセンブルク紙ターゲブラッ ト紙とのインタビュー):ECBには金利変更の余地まだある。ユーロ 圏経済は実質的に急降下状態。インフレはピークに達した。

ドラギ総裁(政策決定後の会見で):欧州は緩やかなリセッション(景 気後退)に向かっている。

ドラギ総裁(政策決定後の会見で):中期的なインフレ見通しへのリス クは依然として、おおむね均衡している。現在の環境では、インフレ 圧力は弱まると見込まれる。下振れリスクの主なものは引き続き、ユ ーロ圏および世界の成長が予想以上に弱くなることだ。

ドラギ総裁(政策決定後の会見で):継続中の金融市場の緊張は7-12 月(下期)とその後のユーロ圏経済成長ペースを弱める公算が大きい。

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