NY原油(4日):上昇、雇用統計で-週間は09年来最長の5週連続高

ニューヨーク原油先物相場は上 昇。10月の米失業率が低下したことで、燃料需要の拡大につながる との観測が強まった。週間では過去約2年半で最長の上昇局面となっ た。

米労働省が発表した10月の雇用統計によると、失業率は9%に 若干低下した。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値 は9.1%だった。20カ国・地域(G20)首脳会議が欧州債務危機へ の対応につながる国際通貨基金(IMF)の資本増強策で合意できな かったことを背景に、原油は一時下落する場面もあった。

オイル・アウトルックス・アンド・オピニオンズのカール・ラリ ー社長は、「回復の兆しがみられるという意味で、雇用統計は経済に とってポジティブだ」と指摘。「欧州情勢が強気な兆候になるのか弱 気な兆候になるのか分からない。今後の欧州の行動次第だ」と述べた。

ニューヨーク商業取引所(NYMEX)の原油先物12月限は前 日比19セント(0.2%)高の1バレル=94.26ドルで終了。終値で は8月1日以来の高値となった。週間では1%の上昇と、09年4月 3日終了週以降で最長の5週連続高。

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