英国債(4日):上昇、ギリシャ不安で安全求める動き強まる

4日の英国債相場は上昇。5年 債は週間ベースで7月以降で最大の上げとなった。ギリシャで政権が 崩壊するとの観測を背景に、比較的安全とされる英国債の需要が高ま った。

2年債は3日ぶりに上昇。この日発表された米雇用統計で10月 の雇用者数の伸びが鈍化したことから、米景気回復の足踏み兆候が示 された。ギリシャでは議会がパパンドレウ首相の信任投票を実施する 予定。同首相は大連立内閣樹立を3日に呼び掛けたが、最大野党・新 民主主義党のサマラス党首はこれを拒否している。

ロイズ・バンク・コーポレート・マーケッツの債券ストラテジス ト、エリック・ワンド氏(ロンドン在勤)は相場を動かす要因につい て、「経済のファンダメンタルズ(基礎的諸条件)は脇に追いやられ、 欧州問題がすべてとなっている」と説明。「市場は状況が落ち着くと は納得していない」ため、それが短期債を支援していると付け加えた。

ロンドン時間午後4時43分現在、5年債利回りは前日比5ベー シスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の1.19%。同国債 (表面利率4%、2016年9月償還)価格は0.215上げ113.155。 週間では20bp低下し、7月29日終了週以降で最大の下げとなっ た。2年債利回りは前日比2bp下げて0.54%。

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