ユーロ圏:10月総合景気改定値、46.5に下方修正-景気後退兆候

ユーロ圏のサービス業と製造業 の活動を示す10月のユーロ圏総合景気指数の改定値は速報値から下 方修正された。各国政府が域内債務危機の封じ込めで苦戦する中、リ セッション(景気後退)の兆候があらためて示された。

マークイット・エコノミクスが4日発表した10月の総合景気指 数(改定値)は46.5と9月の49.1を下回った。これは2年4カ 月ぶり低水準で、活動の縮小を示唆した。先月24日公表の速報値は

47.2。同指数は50が活動の拡大・縮小の分かれ目となる。

総合景気指数を構成するサービス業景気指数は46.4(改定前=

47.2)と9月の48.8から低下。製造業景気指数は47.1(9月は

48.5)となった。

マークイットのチーフエコノミスト、クリス・ウィリアムソン氏 は発表資料で、この日の統計は「ユーロ圏が最終四半期の初めに憂慮 すべきペースで縮小したことを示唆した」と述べ、「ユーロ圏内の経 済大国で明るい材料はない」と分析した。

欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁は3日、域内の混乱がユー ロ圏17カ国の景気を損ねており、「緩やかなリセッション」に向か っているとみられるとの認識を示している。

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