香港株(終了):ハンセン指数、1週間ぶり大幅高-欧州不安の後退で

香港株式市場では、ハンセン指 数が約1週間ぶりの大幅上昇となった。欧州中央銀行(ECB)の予 想外の利下げに加え、ギリシャが支援策受け入れの是非をめぐる国民 投票実施計画を撤回する考えを示唆したことが背景にある。

時価総額で欧州最大の銀行、英HSBCホールディングス(5 HK)は3.2%高。中国海洋石油(CNOOC、883 HK)は5.1% 高。中国当局が製油会社に対し、自社判断による価格変更を容認する 可能性があるとの観測が手掛かり。中国石油化工(SINOPEC、 386 HK)も8.3%上昇した。

商品相場高を受けて、銅生産で中国最大手の江西銅業(358 HK) は5.1%値上がり。アルミニウム生産で最大手のチャルコ(中国ア ルミ、2600 HK)は7.2%上昇した。

ハンセン指数は前日比600.29ポイント(3.1%)高の

19842.79と、10月27日以来の大幅な値上がり率となった。こ の日の上昇で、週間の下げは0.9%に縮小した。ハンセン中国企業 株(H株)指数は前日比4%高の10705.48。

三菱UFJ投信運用戦略部の石金淳シニアストラテジストは、ギ リシャが国民投票計画の取りやめを示唆したことについて、同国がユ ーロ圏を離脱するという「最悪な事態はいったん回避できた」と指摘 した。

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